|
 |
<愛用品>

二本鞭2本、一本鞭30本以上、バラ鞭20本以上、スパンキングラケット5本以上・乗馬鞭6本以上など。
その他、麻縄・首輪・拘束具など多数。
南米の大蛇アナコンダの革を使用した3メートルの一本鞭や、
水牛半頭分の革を使用した4メートルの一本鞭をはじめ、
そのほとんどが国内外の鞭職人に特別依頼して製作されたものである。
これらの責め具については、その素材、革質、長短、強度など、ひとつとして同じものは無い。
M女性の経験、希望、到達度に応じて使い分け、調教に臨むためである。
私の手足となり、私の心そのものである、これらの道具のひとつひとつに、深い愛着を感じている。
|
|
<サド侯爵関連>
 |
サド侯爵自筆、第2王子婚姻同意証書
1808年8月2日 シャラントンに於いて。
サド侯爵署名3ヶ所、シャラントン市長ビュラン証明署名入り。
フランス国とシャラントン市の承認印入り。
サド侯爵は、3ヶ月におよんだ家庭内の波乱に終止符を打ち、
39歳の次男とその従妹の結婚を渋々承諾させられた。
このころサド侯爵自身は、
シャラントン精神病院に封じ込められていたうえに、
|
当時の医学では、サド侯爵の冒した狂気の振る舞いは遺伝すると考えるのが常識であったため、
3人の子供たち(3男1女)にとって将来の結婚は難しい状況であった。
この次男ドナチアン・クロード・アルマンは唯一の許婚者で、サド家の世継ぎとなり財産を相続し、
犯罪者である父サド侯爵の隔離を目論んだ。
それを危惧した本来の後継者である長男のルイ・マリーが、この婚姻を阻止せんとサド侯爵に働きかけて、
婚姻異議申し立てなどの画策を講じた。
これに対して姑のビマール夫人は、
サド侯爵が記名されている亡命者リスト(永久に抹消されず、大赦を執行されない)を担ぎ出し、
サド侯爵に民法上の死を知らしめて宣誓書を余儀なく書かせることに成功した。
サド侯爵については、衝撃的な作品群に心を奪われがちで、プライバシーにまで関心が及ばないところであるが、破壊的作家と悲惨な家族のありふれた人間関係を露呈する、興味深い古文書である。 |
|
 |
サド侯爵自筆、差し入れ依頼書籍リスト
サド侯爵夫人宛て 1783年バスティーユ牢獄より。
『サド侯爵夫人に宛てた未刊書簡集147通』 1980年刊
第116通・117通として掲載。
サド侯爵にとって、不自由な獄中生活では、
書くことと読むことだけが許された行動であった。
広い分野の本を読み漁り、リストアップされた本は膨大な量となった。
その幅の広さと偏りの無さ、そのうえ最新の出版事情も熟知していたことも窺われ、
驚くと同時に感動さえ覚える。
差し入れのリストは、面会のたびに頻繁に夫人に手渡された。
思想をチェックするため、通信物には検閲がはいる。
サド侯爵は面会中、看守に見つからないように、紙を短冊の大きさに裁ち、 |
署名も宛名も書かず、4つ折りにして、忍ばせて夫人に渡す。
夫人はそれを素早く、袖か胸に隠した。
看守による差し入れ物のチ ェックは、危険物か否かが重視されていたため、
書物の危険性を理 解できない下級看守たちの前では、いかなる書物も入手出来た。
サ ド侯爵の悪魔の著作群の背景として、このような膨大な差し入れ書籍から得られた知識があったのである。 |
|
 |
サド侯爵自筆書簡
1803年以降、シャラントン精神病院に於いて。
病院内で自ら主催した祝祭舞踏会への招待状など。
7枚、9ページ。背革製本綴じ込み。署名入り。
|
|
|
SMの道を歩むきっかけになった、サド侯爵著作の文庫本
その他、サド侯爵の著作または研究書多数

|
|
<『奇譚クラブ』>

1947(昭和22)年に創刊され、アブノーマルの教科書的存在として、30年近くにわたり熱い支持を集め、
1975(昭和50)年に幕を閉じた伝説の雑誌。
この中から団鬼六、千草忠夫、沼正三などといった作家や、さまざまな画風を持つ画家たちが巣立っていった。
現在約350冊、臨時増刊号、特集号なども含め、そのほとんどを所蔵している。
モノクロームの緊縛写真からは熱気と自負が感じられ、素人読者による投稿手記なども、
いまだに圧倒的なパワーを感じさせる。
サディズム、マゾヒズムについてはもちろん、拷問、切腹、女装、覗きをはじめ、
あらゆるフェティシズムに関する多岐にわたる論文は、たいへん勉強になる。
今でも毎日必ず目を通している、私にとって永遠のSMバイブルである。 |
|
<伊藤晴雨関連>

彩色原画約30点 晴雨特製木版台紙に貼り込み。署名・落款入り。
デッサン約20点 墨絵。
 |
席画1点
昭和31年3月25日。署名入り。
庶民文化5周年祝賀大会の席で、弁当の折り箱に。
|
 |
『論語通解』
昭和5年。四六判、折り本帳仕立て、石版印刷。
伊藤晴雨氏自らが文を綴った秘画文集。
好事家諸氏に頒布 する直前に摘発され、警視庁に押収されたうえ、
これがき っかけで晴雨自身も投獄された、いわくつきの幻書である。
伝本はほとんど無い、稀本中の稀本である。
印刷部数は50部だが、散逸したため、
現在この本の所蔵者は、ほとんど確認されていない。 |
 |
「挿絵を描いて」
自筆原稿。毛筆。
『日本刑罰風俗図史』(昭和23〜26年)の挿絵を担当した伊藤晴雨氏が、
絵師として、また嗜虐趣味を持つ自身のことについて述べている。
|
|
|
〈椋陽児関連〉

原画約70点
少女緊縛画の巨匠、椋陽児氏の原画である。彩色・署名入り多数。
モノクロームの鉛筆緊縛画の中に、少女の被虐心が感じられる。
椋陽児氏は2000年に逝去されたが、このコレクションの中には、
生前に椋陽児氏本人から直接頂いたものや、
映画『花と蛇2』で緊縛画を手がけた鏡堂みやび氏本人から、その所蔵品を直接頂いたものも含まれている。 |
|
〈前田寿安関連〉
原画約40点
圧倒的な画力で迫る、日本を代表する緊縛絵師、前田寿安氏の原画である。彩色・署名入り多数。
責めを受ける女性の苦悶の表情と、それに降りかかる乱れた黒髪が、独特のエロスを醸し出している。
|
|
〈沙村広明関連〉
原画11点
画集『人でなしの恋』掲載。署名入り。
『無限の住人』で有名な漫画家、沙村広明氏の原画である。
拘束され、陰惨な責めを受ける少女の姿が、精密な筆致で描かれている。
無残絵というにふさわしい、ジャパニーズ・アートの極北。 |
|
〈トレヴァー・ブラウン関連〉
 |
原画 『blood fairy』
画集 『Medical Fun』掲載。50×50cm。署名入り。
イギリスの画家、トレヴァー・ブラウン氏の肉筆による。
少女から噴出する血液に幻想的なエロスを感じる。
|
|
|
| △ ページTOPへ |
|